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エジプト、世界最大級のモスクと教会が同時オープン

最終更新: 2019年3月12日



教育関係者、人材育成担当者のみなさま、こんにちは。


1月26日、早くもエジプト最終日。

僕ら一行は、スエズ県アインソフナから新首都ニューカイロへ移動。


新首都ニューカイロは、交通渋滞や住宅不足など社会問題の解決と、

外国企業の誘致や行政機能や本社機能の移転を目的として開発中の、

エジプトの新しい巨大都市。とにかく何でもでかいです(笑)


新首都ニューカイロについての詳細はこちら。


先日ここに、世界最大級の教会とモスクが完成したとのことで、

中に入れるかどうかはわかりませんが見に行きました。とにかく、


そのコンセプトと規模感に敬服

「これは世界を変えるか?!」くらいのインパクトがあります。



中東最大のキリスト教大聖堂


こちらがその噂の教会。中の大聖堂は中東最大の大きさです。

砂漠の真ん中にあります。広い敷地は白く高い壁で囲まれています。

柱の無い広々した大聖堂は、約8000人の礼拝者が収容可能です。


行った日の午後、シーシ大統領がここで会議をやるとのことで、

当日は立入禁止のうえに、あたりは厳重警備体制だったのですが、

僕らと同行の優しい警察官の10分ほどの交渉により・・・


特別に許可をいただきました!

「日本人のみなさんにはぜひ見てほしいです」

ということで、警備にあたっていたエジプト警察の方々に、

丁寧に中までご案内いただきました。ありがとうございます!


もちろん僕らは、日本人初となる入場者だそうです。感無量!



ここは、"Cathedral of the Nativity in Cairo" という名前の教会です。

この名前は「カイロの "メシア(救世主)の誕生大聖堂"」という意味。


しかし、この中東最大のキリスト教大聖堂の建設にあたっては、

イスラム教徒が多数を占めるエジプト国内で賛否両論あったそうです。


エジプトではキリスト教一派のコプト教徒が差別を受けてきて、

これまでエジプトで教会を建設することにも法的制限がありました。


「しかし彼らは、これまで何十年もエジプトを害することは無く、

エジプトやイスラム教との共存や平和を望んでいる」との判断で、

2017年8月に、エジプト議会は教会建設を制限する法律を廃止し、

シーシ大統領は世界最大のモスクと教会の建設を命じたのです。


そしてこれは、「イスラム教徒とキリスト教徒の共存・共栄」、

「エジプト国民の団結の象徴」になる一大プロジェクトとなります。


まさに多様性に向かうエジプト

エジプト議会もシーシ大統領の決断もすごい事だと思います。

国際社会に向かって突き進む、新しいエジプトを象徴しています。



中東最大のモスク


教会とほぼ同時にモスクの建設も始まり、ほぼ同時に完成しました。

こちらは、"The Al Fattah Al Alem Mosque" という名前のモスクです。

(アルファッター・アル・アリーム・モスク)


このモスクは教会の2倍以上、約20,000人の礼拝者が収容可能。

「メシアの誕生大聖堂」から車でわずか5分の近い距離にあります。

こちらももちろん、僕らが日本人初となる入場者だそうです。


その重みを噛み締めて中に入ります・・・

奥行き、横幅、高さともに大きすぎてカメラに収まりきらない(笑)

写真だとこの大きさがあまり伝わらないかも。。。


以下のシャンデリアが吊るされているドームはすごい高さなんです!

それと礼拝堂は、さらに左と右にずーっと広がっています。

この写真を3枚横に並べた広さと考えてください(笑)



イスラム教とキリスト教の共存


このモスクと教会の同時オープンは世界中を称賛させました。

シーシ大統領とエジプト国民が短期間で成し遂げた大偉業です。


まさに共存・共栄・団結の象徴

モスクと教会の同時オープンには多くのコメントが発表されており、

各国のイスラム教やキリスト教の指導者から称賛されています。


"モスクと教会が一緒に建てられ、一緒に完成したのは今回が初めて。

これは兄弟愛と一緒。両宗教徒間で親善を交換したという意味。"

(Egypt daily newsより)


またシーシ大統領は、モスクと教会の落成式でこうスピーチしました。


”私は宗教や宗派間の争いの概念が好きではありません。

もう誰にも私たちの団結を傷つけることはできません。

私たち人類は一つであり、一つのままであり続けます。"

(Egypt daily newsより)


米トランプ大統領からもエジプト政府にコメントが寄せられました。

トランプ大統領は世界最大級のモスクと教会の完成を称賛し、


「エジプトで最大のモスクと大聖堂が開くのを見て興奮しました。

シーシ大統領はエジプトをより包括的な未来へと動かしています!」

(Egypt daily newsより)



エジプトの歴史から生まれた偉業


世界最大級のモスクと教会が、同時に建てられ同時に完成したことは

世界の宗教の歴史にとって、とても重要で象徴となる出来事です。


そして、落成式の1月6日は世界が注目する歴史的な瞬間となりました。

それは、世界中のたくさんのメディアで報道されています。

(余談ですが、1月6日は息子の誕生日です笑)


紀元前古代ローマ時代からはじまり、古代ギリシア、イスラエルなど

宗教間の混じり合いで、苦しい歴史も経験したエジプトだからこそ

この一大プロジェクトを成し遂げ得たのではないでしょうか。


2つとも、とにかく巨大で美しい建造物

今後、間違いなくエジプト観光の大きな目玉になると思います。

世界中からたくさんの人が押し寄せるのが目に見えています。


アブダビ(UAE)にある、シェイク・ザイード・グランドモスクも、

オープン当初は空いてましたが、今では入場制限がかかっています。

行けるうちにぜひ行っておきましょう!



最後はみんなで、偉業を成し遂げたシーシ大統領に敬意を払い、

シーシ(CC)サインで記念撮影。


国民を一致団結させる

この人並外れたシーシ大統領の統率力、

そして、プロジェクトを実行する推進力とスピード感。


この強力なリーダーシップと、エネルギー溢れる国民ひとりひとりが、

国全体で一丸となって、明日のエジプトを創っています。



大事なお知らせ

個人が外国政府や企業にアプローチをする越境3.0コミュニティ 様々なプロジェクト企画と情報共有を行っています。メンバー募集中。

今年5月21日〜27日、越境3.0主催アイスランド視察ツアーを行います。 僕と一緒に行かれる方は、ぜひ予定空けておいてくださいね。 越境会のホームページからも詳細発表いたします。

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