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アラブの春その後、実は日本人が知らないスゴイことが起きていた

最終更新: 2019年3月12日




教育関係者、人材育成担当者のみなさま、こんにちは。


越境ブラザーズのエジプト帰国報告動画。

現地では濃厚すぎたため、日本人の知らないことが多すぎるため、

お伝えしたいこと山ほどありますが(笑)


いまのエジプトを語る上で、4つのキーワードを上げてみました。

以下簡単にまとめてますが、詳しくは上の動画をご覧ください。


1.新首都ニューカイロ

2.シーシ大統領

3.歴史のミルフィーユ

4.スエズ運河


・・・この4つのキーワードから見えてくるものは?



1.新首都ニューカイロ


「第二のドバイはエジプトの新首都ニューカイロ」

という記事でもお伝えしたとおり、


拡大し続けるメガシティ カイロの慢性的な大渋滞と住宅不足、

学校不足、治安など・・・あらゆる社会問題を解決するための

新行政首都としてニューカイロの開発は進んでいます。


いくつかのメディア記事を読むと、

このプロジェクトはポジティブとネガティブ、両方の論調があります。


現地で直接お話を聞き、現場を見に行った僕としては、


中立よりも少しポジティブ寄り

というところでしょうか。



さすがに山手線8個分という巨大な砂漠を開発するのは、

とてつもない費用と時間を要します。そう考えると先は見えない。

資金調達や開発ペースも、どれだけ人が住むかも不透明です。


ただ一部はすでに出来上がっており、多くの人が移転しています。

また、エジプト政府の34の省庁と大統領府自体は、2019年6月までに、

そこに移転することで決定しており、新行政首都として動き始めます。


政府が移転するということは公務員の多くが新首都に通勤しますので、

カイロ市内の渋滞は緩和され、公務員の転居も進みます。


アメリカやイギリスの大学も開校され、スターバックスやZARAなど

欧米ブランドのお店や飲食店もたくさん立ち並んでいます。


また、2019年はカイロと新首都をつなぐ鉄道建設も始まります。

このプロジェクトは中国の大手金融機関によって資金支援され、


エジプト運輸大臣は、中国政府系の

中国輸出入銀行(Exim Bank:The Export Import Bank of China)

12億ポンド(約73億円)の融資契約を締結したと発表しました。


山手線8個分、全開発エリアを進めることには疑問符が打たれますが、

一部開発地域を完成させて、「カイロの社会問題を解決させる」という

本来の課題は、新首都ニューカイロが大きな貢献を果たすでしょう。


インフラが整い、治安がもっとよくなってくれば、

さらに外国企業の投資も活発になると考えられます。



2.シーシ大統領


新首都ニューカイロの開発を始め、エジプトビジョン2030という

国家の事業計画を推し進めているのが、シーシ大統領です。


現在のエジプトはシーシ大統領の強烈なリーダーシップが強い。

エジプトは躍進しています。とにかく彼はスピードが早い。

そして前例のない国家戦略を次々と打ち出しています。


得票率96.91%という圧倒的勝利で誕生したシーシ大統領。

彼は少数派のキリスト教徒とも良好な信頼関係にあります。

参考記事「エジプト、世界最大級のモスクと教会が同時オープン」


彼のリーダーシップは、欧米各国から企業や大学を誘致する、

多様性国家へと方向性を力強くシフトしています。



3.歴史のミルフィーユ


エジプトはみなさんご存知の通り、多種多様な歴史が重なります。

それも地域によってまた大きく異なる歴史を持っているため、

幾重にも重なる、まるでミルフィーユのようです(笑)


古代エジプトの象徴とも言える、ギザやルクソールはもちろん

古代ギリシャ、古代ローマなどにも支配されたアレクサンドリア

イスラエルによって支配され開発が進んだシャルムエルシェイク

世界中の多くの国々が行き交ってきたスエズやポートサイド


中東・アフリカ・欧州・アジアの結合地点にあたるエジプトは

歴史が幾重にも重なり、時代ごとに色んな文化を作ってきました。


色んな国の人が集まりやすい環境は、歴史が物語っています。

エジプトの多様性は、いまこの国の成長へと繋がってます。



4.スエズ運河


言わずと知れた世界の大動脈、スエズ運河!

もう説明は必要ないでしょう。


参考記事「驚愕!世界の大動脈、スエズ運河に来ました!」


世界の経済成長に伴って、物流量が増加します。

それによってスエズ運河は交通渋滞を引き起こします。

そして第二スエズ運河完成。航行量は2倍に膨れ上がりました。

それは2030年までに、5倍になると大臣は仰っていました。


現在エジプト政府はスエズの経済開発を優先項目として掲げ、

スエズ運河周りの経済特区開発を推し進めています。


これに対し、中国企業は真っ先に名乗りを上げました。

中国にとっては一帯一路構想の重要な場所、スエズ運河。



現在スエズは、石油コンビナートと製造業が中心の街ですが、

今後、経済特区を通じて外国企業を誘致していくことにより、

産業の多種多様化、多国籍化が期待されています。


これも新しいエジプトが向かう方向

新しいエジプトの数値目標や優遇政策・貿易協定などは、

エジプトビジョン2030で見ることができます。


参考記事「エジプト産業開発大臣との面談(ビジョン2030)」



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個人が外国政府や企業にアプローチをする越境3.0コミュニティ

様々なプロジェクト企画と情報共有を行っています。メンバー募集中。


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