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男女平等8年連続世界1位、進化するアイスランド女性の社会進出

最終更新: 2019年3月12日



教育関係者、人材育成担当者のみなさま、こんにちは。


「幸福度指数No.1」の国、アイスランド。 残念ながら日本は54位で先進国中最下位。

アイスランドにはほかにもたくさんの世界一があります。 そして日本と似ている点もたくさんあります。


しかし決定的な違いは、


日本は連帯責任 アイスランドは自己責任

自分たちが責任を持って、好きなことを好きなようにやっています。


「連帯責任=みんなが脇役」 「自己責任=ひとりひとりが主役」

自分の存在価値ややりがい、生きがい、夢やビジョンを

国民ひとりひとりみんなが感じているから幸福度も高いんです。



日本はどうでしょう?連帯責任の向こうには束縛と依存があります。

「自由と責任」「束縛と依存」これが2つの国で異なるテーマです。


アイスランドを知ると人生観が変わります。

日本人の考える常識はすべて覆されてしまいます。


だから人生観が変わるんです

前例の無いことに数々チャレンジしてきたこの国は、

僕がそれだけ大きな影響を受けた国のひとつでもあります。

アイスランドには人のメンタルをも変えてしまう力があります。


【人生観変わる!アイスランドセミナーやります!】

3月15日 アイスランドセミナー Vol.1(東京・新宿)

3月22日 アイスランドセミナー Vol.2(東京・新宿)


ぜひどちらかお話を聞きにいらしてください。

たくさんの絶景も驚きのエピソードを交えてお見せします。


アイスランド通の僕と太陽光発電ムラの谷口さん2人が、

「火と氷の国」を氷も溶かすほどアツく語ります!



アイスランドのジェンダーフリー


前回、アイスランドに行った時は、駐日アイスランド大使館

特命全権大使大使公邸で、アイスランド側からのゲストも交えて

交流会を開催しました。


そのとき参加いただいたアイスランド人はどんな方々かというと、

弁護士会会長、食品会社社長、飲食チェーン社長、国営電力会社部長、 化粧品会社研究開発員、国立大学学部長、その他経営者・・・など。


上記経営者のほとんどが女性

アイスランドはジェンダーフリーランキング(男女平等指数)が

8年連続世界第一位で、女性の力が世界一強い国と言えます。


政治や社会のあちこちに女性が進出しており、

女性の社会進出はこの国の経済を力強く成長させています。


アイスランド国立博物館では、「アイスランド女性の社会進出の歴史」

について展示されているお部屋もあります。そこにはこれまで女性が

苦労してきた経緯や勝ち取った権利などが歴史順に並んでいます。



この写真はアイスランド国立博物館に大きく飾られていた、

18歳のアイスランド人女性たちの写真です。


乳首解放運動(Free the nipples)の一環として、

アイスランドの国会議事堂の前で撮った写真です。


この世界に広がった乳首解放運動(Free the nipples)。

ことの発端は2015年3月、アイスランドの女子学生たちが

トップレスの自撮り写真をフェイスブックにアップ。


それらがフェイスブックの規定に従って削除されたことを機に、

#freethenipple」というハッシュタグがSNS上で盛り上がり、

ニューヨークはじめ全米に拡散したということです。


(Free the nipplesのホームページ)


推進派の女性の言い分は、「男性は公共の場で胸を見せることが

普通とされているのに、女性の胸は禁止され、タブー視されるのは

男女間の不平等だ」というもの。


この運動の追い風を受けて、アメリカでは、「トップレスになる権利の

拡大」を求める団体が、トップレスのまま公園でピクニックをしたり、

雪遊びをする活動を展開。


ニューヨークのタイムズスクエアでは一時期トップレス女性が急増し、

観光客と記念撮影をするのが日常の風景になっていました。


ちなみにアメリカでは、1986年に9人の女性が裸でピクニックを

行なって逮捕され裁判になったのをきっかけに、1992年に女性の

トップレスが合法となっています。


アイスランドでは、女性の権利を認めた「女性の休日」というのが

設けられていて、先日、施行から40年という記念の年を迎えました。


「女性の休日」は、40年前に女性たちが起こしたストライキに由来し

アイスランド国立博物館でもその様子を見ることができます。


1975年10月24日、北欧の国々に存在する男女不平等に反対し、

そして平等の権利を得るために、アイスランドの女性たちは

ストライキを起こしました。


当時のBBCの記事によると、このストライキは当時のアイスランド

全人口22万人のうち90パーセント近い女性に影響を与えました。


考えてみてください。

人口が少ないとはいえ、国内居住者の9割もの女性が一丸となるのは

並大抵のことではありません。


40年も前に、女性たちが男女平等という目的のために行動したと

いうこと自体が、アイスランド女性の意識の高さに驚きます。


(1975.10.24ストライキの様子 / http://kvennasogusafn.is/


アイスランドの9割の女性たちによるストライキが起きたため、

学校や託児所、銀行、工場、店などは閉めなくてはならず、

多くの父親は子どもたちを会社に連れて行く羽目になりました。


その日は、お菓子や色鉛筆を会社に持参する父親たちや、

興奮気味の子どもたちの姿が職場で見られ、国全体が普段とは

まったく違う光景となり、一種のお祭りのような日となりました。


そしてその日は、調理が簡単で子どもたちが大好きなソーセージは、

どの店でも売り切れとなったそうです。


アイスランド人が無類のホットドッグ好きであるルーツは、

ここから来てるのだとか。面白いですね(笑)


写真は、米クリントン元大統領の愛した宇宙一うまいホットドッグ。

この店は、いつ行っても大行列です。



このストライキの日、女性たちは仕事、家事や子育ても放棄。

男性たちは、慣れない家事を行うなど奮闘したようです。


多くの女性が、自分たちのストライキでアイスランド国内では

多くの産業が打撃を受けると信じ、このイベントに参加しました。


女性がどれだけ国の基盤を担っているか

ということを社会全体で分からせるためだったのだそうです。


このストライキは1日で終わり、次の日にはぜんぶ元通りになりました。

このたった1日の出来事で、女性が男性同様に社会を支えているという、

アイスランドの社会全体でそんな認識を持てたのです。


たくさんの会社や組織がこの1日で大きな打撃を受け、

女性の力や必要性が明らかになったのです。

根本からアイスランド人の意識を変えた事件となりました。


(ヴィグディス・フィンボガドゥティル元大統領)


このストライキの5年後の1980年に、

アイスランドでは世界初となる女性大統領が誕生しました。

ヴィグディス・フィンボガドゥティル大統領です。


彼女は世界初の民選の女性国家元首であり、

アイスランドでも国外でも大きな話題を呼びました。


4期連続再選し、1980年から1996年まで16年間にわたり、

アイスランドの大統領を務めました。

現在はユネスコ親善大使として活躍中です。85歳です。


以前、ヴィグディス前大統領のご自宅前を通りました。

大豪邸でも何でも無く普通のお家です。もちろん警備員もいません。

現在は一般市民として、普通の生活を送られているそうです。


この風通しの良さがアイスランド!

なんです。この空気感は日本にはなかなか有りえませんよね。



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